皆様こんにちは。
昨年入社した社員N岸です。
今回は、私が今年7月まで参加していたプロジェクトについてご紹介させて頂きます。
案件の種類はネットワーク基盤構築、即ち業務で使うネットワークそのものを設計するというものです。
一口に構築と言っても、様々な段階が存在します。
大まかに分けると、
・要件定義(どんな機能が必要か調査)
・設計(どの機器をどう接続するか協議)
・構築(設計通りに機器を設置)
・運用・保守(正しく機能するようチェック、トラブルに対応)
などがあります。
私はこの内設計と構築に関わりました。
その現場では前年度にも基盤を構築しており、
その設計を流用して工数を削減しようという意図があったので、基盤再構築という表現が妥当かもしれません。
私が担当したのは、その前年度に作られた設計書の修正作業です。
大体400ページ程の設計書で、その内の約100ページの修正を任されました。
基本的に上司から修正内容を伝えられ、それを反映するという作業なのですが、これが苦労しました。
ネットワークの設計書なんて見たことも無い上に、読んでみれば知らない単語がずらり。
まず単語の意味を理解するところから始めねばなりませんでした。
また、修正してもその後のレビューで仕様変更が言い渡され、
それを元にまた修正、これを数回繰り返しました。(もっともネットワーク設計においてはこれが普通です)
何もかも初めてだらけで、上司や他のメンバーには随分迷惑を掛けてしまったと思います。
しかし、構築で機器が設計通りに配置されていく様は、感慨深いものがありました。
今回の案件で私が感じたことは、自分はまだまだ未熟であること、
そしてネットワークの世界は想像以上に奥が深いということです。
最初は分からなくても、学び続ける姿勢が重要なのだと教えられました。
次の案件に向け、資格勉強を再開しました。
生涯学び続けるつもりで、精進していこうと思います。
以上、ありがとうございました。