皆さんこんにちは。2022年6月入社のSと申します。

IT業界は技術の進歩が非常に早いため、エンジニアとして成長していくためには
常にトレンドや最新技術などの情報収集が必要不可欠といえます。

そこで今回は、最近話題となっているAIチャットについて取り上げたいと思います！
その中でも特に注目されている「ChatGPT」と「Bingチャット」について
それぞれの特徴や違いについて知っていただき、より皆さんの関心を深める機会となれば幸いです。

○ChatGPTとは？
OpenAIが開発した大規模言語モデルGPT-4を基にした
自然言語処理を行う対話型の人工知能チャットボットです。
膨大な量のテキストデータから言語学習を行い、人間に近い自然な回答ができる特徴があります。

○Bing AI Chatとは？
Bing AI ChatはMicrosoftが開発した自然言語処理技術を用いた検索エンジン型のチャットツールです。
Bing検索とGPT-4の技術を組み合わせたツールで、
AIがWeb上を検索しリアルタイムの情報を反映して回答を生成します。

○「ChatGPT」と「Bingチャット」の機能や制限の違い
・情報の鮮度と正確性
ChatGPTはインターネットに接続されておらず、最新の情報でなく古い情報の場合があるため、
正確性に欠ける点があるといえます。
それに対し、BingAIはインターネットに接続できるため、幅の広い領域から反映した
最新のデータや真実性の高い情報を提供します。

・回答の制約
ChatGPTには文字数制限がないため、
長文の要約や大量のデータを用いて使用したい場合に適した利用が可能といえます。
一方で、会話の形式によって条件が異なりますが、BingAIにはいくつかの制限があります。
1回に2,000～4,000文字までという文字数の上限と、
1トピックに30回までというチャット回数の上限が存在するため、
多くの回答が必要となる検索を行いたい場合には適さない部分が見受けられます。

・利用料金と回答の仕方
利用料金について、BingAIは完全無料、ChatGPTは無料プランと有料プランに分かれており、
GPT-4機能は月額20ドルの有料プランでなければ使用できません。
また回答の仕方について、BingAIは会話のスタイルを選択することで
同じ質問への回答でも表現やニュアンスを変更できますが、
ChatGPTには回答方法を選択する機能はなく、ユーザー自身が指示文を工夫しなければいけません。

ChatGPTとBingチャットの特徴や違いについてご紹介しました。
それぞれの利用方法によって、利便性が変わってくるところもあるため
状況に応じて使い分けることで、自分の用途に合った使い方ができます。
実際の実用例について紹介されている動画等も投稿されているので、
参考にするとよりイメージを持ちやすくなるかもしれません。

皆さんも是非ChatGPTやBingチャットを活用し、仕事や生活の質を向上させましょう！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。