ITエンジニアとして学んだこと

ITエンジニアとして学んだこと

業務 2020/02/26

皆さん、こんにちは。2014年7月入社の”O”と申します。

 

私がこの記事で紹介したい事はITエンジニアとして仕事をしていく上で学んだ大切なことです。

 

私が思う大切なこととしては2つあり、
まず1つ目は”事前に作業の流れを理解しておくこと”であると思います。

 

以前の常駐先でNW機器が設置してある場所に赴いてNW機器をリプレースする案件に携わった時の経験談からお話させて頂きます。

 

施工会社の作業員の方とSEである私が現地に赴いて施工会社の方が実作業を行い、
私がその方に作業の指示を出すという形で作業を進めていました。
立場としては私の方が上で、的確に指示を出さなければいけなかったのですが、
私の作業の流れに対する理解が不十分であったため、
事前に作業の流れを理解しておけば良かったと思いました。
こういった案件だけに言えることではなくどの作業にも当てはまるとは思うのですが、
事前に作業の流れを理解することによって的確に指示を出すことができ、
逆に作業者側の立場に移ったとしても作業が安全でスムーズに進められる事ができると思います。
またトラブルが発生した際も事前に作業の流れを理解しておけば、
どのようなトラブルが発生するかも想定することができ、
トラブルの解決もスムーズにいくと思います。

 

2つ目は、”証跡を残す”ということです。
ITエンジニアの世界では作業結果を証跡として残す、
ということが非常に多いです。
問題が発生した場合、その作業結果が証跡として存在していないと、
その問題の原因を特定するのにかなりの時間を要することになります。
例えばNW機器の設定情報を確認する際、
「show ~」コマンドを使って確認を行います。
もし設定に不備があった場合、その「show ~」コマンドの実行結果が証跡として残っていれば、
不備の原因の特定がスムーズに行えることになります。

 

作業結果の証跡をお客様に提出するケースもあり、
それがお客様に対して「しっかりと作業を実施しました」ということを証明することになります。
問題の特定がスムーズに行うことができます。
特に前回の案件ではテスト等を担当するケースが多く、
この「証跡を残す」ことの重要さを実感しました。

 

拙い文章ではありますが、このブログを読んでいただいた方で、
エンジニアという仕事について理解を深めて頂けた方がいれば嬉しいです。

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